協会について

ご挨拶


公益社団法人 川崎市病院協会
会長 内海 通

 川崎市病院協会は昭和34年2月に任意団体として発足して以来、昭和44年8月には神奈川県病院協会川崎支部病院協会として、また昭和52年5月には社団法人、平成23年6月20日には神奈川県知事より公益社団法人としての認定を受け、今日に至っております。
 ご存知の通り、我が国の医療を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。急速な少子高齢化社会の到来や深刻な医師・看護師不足など、かつてない程多くの課題が山積しております。高齢化は言うまでもなく都市部において特に深刻で、川崎市においても例外ではありません。
 医療技術を提供することで、多くの皆様に一日も長く人生を楽しんで頂きたいというのは医業を生業とする我々医療従事者にとって共通の願いではあるものの、国による医療費抑制政策等により病院経営はますます困難を極め、更に医師不足・看護師不足がその厳しさに拍車を掛けることが予測されております。
 しかし、このような厳しい状況下にある今だからこそ、改めて医療の原点に立ち返り、医療本来の使命を果たすため、医療に従事する我々が心を一つにして行動を起こさなければなりません。地域完結型の医療を目指し、地域内での連携を今まで以上に推し進める必要があると考えます。
 また、既存の枠組みや概念に捉われない新しい発想で、地域住民の皆様の為より合理化されたシステムを構築していきたいと考えております。
 今後も市民の皆様の健康と川崎市病院協会の益々の発展のため、微力ではありますが精一杯努力して参ります。
 当協会への変わらぬご理解とご支援を賜ります様、何卒宜しくお願い申し上げます。

TOP△